眼の観音様「柳谷観音・楊谷寺」

朝来市のお寺さんとその檀家様の方々が京都へ日帰り旅行にバスを使っていただきました。

まず嵐山にある法然寺で法話をお聴きになり、お昼は渡月橋のたもとのレストランで。しめやかに・・・

午後からは大阪府境に近い長岡京市の山中にある柳谷観音楊谷寺でご祈祷され、

今春開通したばかりの新名神を走って途中の宝塚北サービスエリアでショッピングと休憩を楽しまれて帰路に・・・・

 

 

  

空海が加持祈祷を施した霊水こそが「柳谷観音・楊谷寺」の代名詞でもある「独鈷水(おこうずい)」

として今にも伝わっています。

 

眼の観音様「柳谷観音・楊谷寺」

柳谷観音は806年(大同元年)平安時代、清水寺を開山された第一世延鎮僧都により開創されました。 延鎮僧都は 『西山にて生身の観音様に出会うことができる』 という夢のお告げにより、清水寺からこの西山に入り、柳(楊)生い茂る渓谷の岩上に生身の観音様を見つけられました。 その観音様が、古来より眼病に霊験あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩だったということです。
十一面千手千眼観世音菩薩は十一の顔と千の手。更にその千の手のひとつひとつに眼を持つとされています。 あらゆる方向のあらゆる人を見失うことなく救済できる力を持った、とても徳の高い観音様です。 延鎮僧都は喜び、その場所に堂宇を建て観音様をお祀りし、『楊谷寺』としました。 楊谷寺は『柳谷観音』として親しまれ、眼病平癒の祈願所として天皇家公家の方々を初め、人々の厚い信仰により支えられてきました。 その信仰と伝統は1200年経った今も変わらずここに息づいています。
また、柳谷観音・楊谷寺は「京都・西山三山(楊谷寺、善峯寺、光明寺)」のひとつに数えられております。(ネット検索により引用)

 

6月 6, 2018 1:41 pm

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